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気になるのは顔だけじゃない!　手の甲のシミを目立たなくする方法

「美白ケア」というと首から上の部分に意識が集中しがちですが、紫外線にさらされやすい手の甲も注意が必要な場所です。日焼け止めを塗るのを忘れて外出し、気付いた時にはシミだらけ……なんてことにならないよう、しっかりUV対策をしておきましょう。
具体的な対処方法や、できてしまったシミを目立たなくする方法についてご説明します。

手の甲にできるシミは、ほとんどが「老人性色素斑」

老人性と聞くとびっくりしてしまいますが、年齢の若い人でも紫外線ケアを怠ればこのような種類のシミが出てきます。原因は紫外線。無防備に肌をさらけ出したまま外出するとダメージが蓄積され、加齢とともにその影響が表れるのです。

老人性色素斑は、薄茶色で輪郭がはっきりしているのが特徴。一般的に40歳を超えると出やすくなりますが、色白だったり、紫外線を浴びる機会が多かったりする人はもっと早い段階から出てきます。

出かける時は手にも忘れずに日焼け止めを塗り、その上から日傘などを使って紫外線から守りましょう。窓辺で長時間作業をする人は、屋内であっても日焼け止めが必要です。

手を洗ったり、こすったりした時にはこまめに塗り直してくださいね。

 

できてしまったシミは、どうやって取れば良い?

手の甲のシミを薄くするには、皮膚科でのレーザー治療が効果的です。手の甲は他の部分に比べてターンオーバーのサイクルが長いので、レーザーで物理的にメラニン色素を含む細胞を破壊し、新しい皮膚への再生を促すのですね。

また、メラニン色素の生成を強力にブロックして分解･抑制してくれるハイドロキノンを配合したクリームも有効です。こちらは自宅で手軽にお手入れすることができるので、レーザー治療に抵抗がある人にもおすすめ。

ただ、ハイドロキノンを塗るとメラニンがお肌を守ってくれなくなるので、紫外線に対して非常に無防備な状態になります。いつも以上にUVケアに気を配り、乾燥や日焼けから守りましょう。

 

まとめ

顔のように化粧品を塗るわけではなく、腕のように洋服で隠れることもない手の甲は、1年を通して紫外線に晒され続けています。老人性色素斑は一度できるとなかなか薄くならないので、毎日のUV対策でお肌を守りましょう。

できてしまった頑固なシミには、皮膚科で処方されるハイドロキノンやレーザー治療が有効ですよ。

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