ダイエット中摂り過ぎ注意!太りやすいフルーツ6つ
ダイエット中、小腹が減ったらお菓子でなくフルーツを食べる、という方も多いのではないでしょうか?もちろん糖質や脂質の高いスナック菓子等よりも果物の方がヘルシーに違いありませんが、実は果物の中にもダイエット向きではないものがあり、セレクトには注意が必要なのです。
太りやすいフルーツの共通点
甘くておいしいフルーツほど、「果糖」を多く含んでいます。この果糖は体に吸収されるのが早いという特性があり、さらに血液中に取り込まれる「ブドウ糖」と違い、肝臓だけで代謝されます。そのため甘い果物を摂りすぎると、肝臓で余った果糖が脂肪になってしまい、内臓脂肪や中性脂肪がつきやすくなるそうです。
また太りやすいフルーツの特徴としては、カロリーが高いことや、ソルビトールという甘味が胃腸内でガスを溜め込んでしまうことなどがあげられます。
果物の皮には食物繊維が多く含まれているので、実と一緒に食べることでダイエット効果をもたらすものもありますが、今回ご紹介する太りやすいフルーツは皮ごと食べることができないものが多いのです。
食べ過ぎ注意な太りやすい果物6つとは
・バナナ:90kcal/1本170g
朝バナナダイエットというダイエット法が流行したことからも分かりますが、バナナのカロリーはやはり高めです。さらにソルビトールが多く含まれているため、ガスを溜め込みお腹まわりを太らせる原因に。あくまで食べ過ぎなければ良質なタンパク源で体に良い果物です。食べるときは1日1~2本を目安にしましょう。
・マンゴー:200kcal/1個400g
あのとろけるような甘さからも、カロリーの高さがうなずけます。
バナナと同様ソルビトールを含んでおり、糖質の一種であるデンプンを多く含んでいることもあり、食べ過ぎに注意が必要です。
・りんご:300kcal/1個140g
シャキシャキした食感からは想像のつかない高カロリーを誇るのがりんご。2個以上食べると、ほぼ一食分のカロリーを満たしてしまいます。ただしりんごの皮には食物繊維が豊富に含まれているので、たくさん食べたいときはよく洗って皮ごと食べるようにしましょう。歯ごたえも増すので咀嚼回数も増えてその後の食欲を抑えられます。
・デーツ:11kcal/100g
バナナやマンゴーと同じく、ソルビトールが多く含まれています。1日1粒で生き延びられると言われているほど栄養価の高い果物ということもあり、食べ過ぎには注意ですね。
・パイナップル:85kcal/8分の1個300g
8分の1で85kcalですから、まるごと1個食べたら680kcal…かなり高カロリーな果物と言えますね。さらにソルビトールも含まれているのでお腹太りの可能性があります。カットパインや缶詰などは食べやすくどんどん進んでしまいますので注意が必要です。
・アボカド:330kcal/1個250g
森のバターと言われるアボカドは豊富なビタミン群をもつ美容効果の高い果物ですが、カロリーと脂質の高さは他の果物の中でも群を抜いています。間食ではなくおかずやサラダとして効率よく摂るのがおすすめです。
ダイエット向きの果物も
ダイエットにおすすめなカリウムを多く含む果物として、グレープフルーツや柿、桃などがあげられます。ビタミンCが豊富なミカンやイチゴ、キウイフルーツもダイエット中の便秘解消に効果があります。
まとめ
おいしくヘルシーなフルーツは女性にとって欠かせないものです。ダイエット中は種類や量に気をつけて、太りやすい夜は食べないようにするなど、上手にフルーツを摂っていきましょう。