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焦りは禁物!脂肪を1kg減らすには、7200kcalが必要

とにかく早く痩せたいと願うのが普通です。ダイエットには食事制限や運動が必要なので、できれば期間を短くしたいと思いますよね。でも、焦りはダイエットに禁物なのです。

 

脂肪を急激に減らすのは難しい

脂肪1kgを減らそうと思ったら、約7200kcalのエネルギーを消費しなくてはいけません。ウォーキングを一時間続けても160～200kcalしか減らせないことを思えば、いかに1kg減らすのが大変なことかわかるでしょう。

女性の基礎代謝は一日に1100～1200kcal程度です。つまり、たとえ絶食して運動しても、脂肪を1kg減らすには、1週間近くかかってしまう計算になります。

 

急激に体重が減るのは

とはいえ、中には短期間で大幅なダイエットに成功する人もいますよね。でも1kg減らすのに7200kcalが必要なことは変えようがありません。では、そんな中、なぜ急激なダイエットに成功する人がいるかというと、そういう人たちは脂肪以外のものも一緒に減らしているのです。

筋肉が減れば身体に締まりがなくなり、基礎代謝量が減少して太りやすい体質になります。カルシウムが減れば、骨はもろくなります。ダイエットに成功しても、身体がボロボロでは意味がありませんよね。すぐにリバウンドしてしまう危険もグッと高くなります。

 

1カ月に落としていいのは体重の5％まで

脂肪以外を極力減らさないようにするのが、ダイエット成功の秘訣となります。それには焦らないことが大切です。急激に体重を落としてしまったら、むしろ危ないと思いましょう。

1カ月で落としても安全とされているのは、最高でも体重の5％までです。つまり50キロの女性なら2.5kg、60キロの女性でも3kgまでとなります。それ以上のスピードで落とすと、身体が危険を感じ脂肪を蓄えようとし、停滞期になったり、異常に食欲が湧いてきりするので、落としすぎには注意してください。

たとえ1カ月に1kgでも、毎月続けてさえいれば、1年で12kgも痩せることができるのです。

 

まとめ

メディアや広告を見ていると、早くたくさん体重を落としたほうがいいと勘違いしそうになることがあります。けれど、より美しく健康的に痩せたいなら、ゆっくり痩せるようにしましょう。

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