美肌危機!ターンオーバーの影響
美肌を語る時にはずせない言葉の1つがターンオーバーです。
お肌は目に見えないところで日々生まれ変わっています。ほぼ28日の周期で生まれ変わっていますが、このことをターンオーバーと呼んでいます。
ただ、約28日間と言うのは20代のターンオーバーの平均で、実は年齢とともに代謝が衰え、ターンオーバーにかかる日数が多くなっていくのをご存じでしょうか?
さらに行き過ぎたダイエットもターンオーバーの周期に影響を与える可能性もあるのです。
なぜ、ターンオーバーは遅れるの?
ターンオーバーにかかる日数が増えてしまうと、お肌にどのような影響があるのでしょうか?
まず最初に、なぜ、ターンオーバーが遅れてしまうのかを考えてみましょう。
原因は加齢や紫外線によるダメージだと言われています。
また、過度なダイエットによりターンオーバーに必要なビタミンB群が不足すると、ターンオーバーの乱れにつながります。
人間ですから、加齢を止めるのは不可能ですが、さまざまな努力で、お肌の老化をなるべく遅らせるようにすることが大事です。
ちなみにお肌の細胞の働きが一日の中で一番活発になる時間帯は夜の10時から夜中の2時と言われています。この時間帯をシンデレラタイムと言うのはご存じですね。
このシンデレラタイムに十分な睡眠をとっていないとターンオーバーの遅れに繋がってしまいます。逆にこの時間帯にしっかりとした睡眠がとれれば、ダイエット自体にもいい影響があるのです。
仮にたっぷり8~9時間寝ていても、就寝する時間が遅かったり、昼夜逆転した生活を送っていては意味がありません。
お肌にどんな影響があるの?
ターンオーバーが遅いということは、あかとなって剥がれ落ちていくはずの角質がなかなかはがれずに、お肌に溜まってしまうと言うことを意味します。
それらの老廃物が毛穴を詰まらせてしまえばニキビになり、お肌のなめらかさを奪えばごわつきになったり、くすみにつながったりします。
さらに、ターンオーバーの過程で生まれる「天然保湿因子(NMF)」が作られにくくなります。すると今度はお肌が乾燥してきます。最終的には、お肌のバリアー機能がうまく働かなくなってしまうのです。
ターンオーバーが遅れるだけで、こんなにも多くのトラブルに見舞われる可能性が出てくるなんて怖いですね。
まとめ
ターンオーバーは加齢とともに乱れがちという事実から目をそらしていたら、お肌の負のスパイラルに入り込んでしまいます。
ちょっと、お肌が荒れがちと気づいたら、早めにダイエットの方法や生活習慣を見直してみましょう。