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長芋でアンチエイジング！年を重ねるごとに減っていく成分を長芋で補えます

ネバネバした食感が特徴の長芋。料理にプラスすると、美味しいうえに、以下のような栄養で、美容・健康にうれしい効果も得られますよ。

ジオスゲニン

長芋に含まれる「ジオスゲニン」は、性ホルモンの中間体で、若返りホルモンと呼ばれるDHEA（デヒドロエピアンドロステロン）と構造が似ており、同じような働きをすることがわかっています。体内のDHEA生産量は、20代をピークに、その後は加齢と共に減少していくので、山芋を食べることで、代わりとなるジオスゲニンを摂取すると、アンチエイジングを目指せます。植物性美ホルモン成分として注目され、他の素材との相性もいいことから、健康食品にも重宝されています。
また、富山大和漢医薬学総合研究所の教授らの研究で、ジオスゲニンにはアルツハイマー病の症状を改善する働きがあることも発見されています。細胞を破壊する原因となるたんぱく質「アミロイドベータ」を、ジオゲニンが減少させ、細胞が修復し、正しく情報が伝達できるようになることに伴います。

アルギニン

「アルギニン」も長芋に含まれる美容有用成分です。アルギニンは、アミノ酸の仲間です。保水効果が大変高く、コラーゲンを作る働きをサポートします。アルギニンは血管を拡張させて血流を改善することから、くすみを防いで、肌を健康的で美しい顔色へと導きます。
アルギニンも、加齢に伴って生産量が低下していく成分ですから、意識して摂取することが求められます。魚介類や大豆類、肉類に豊富だと知られていますが、実は長芋にも入っています。

ムチン

長芋のネバネバを生み出している成分「ムチン」は、胃粘膜を保護してくれます。長芋を食べることで、アルコールなどの刺激から胃を守って胃痛を防げますし、糖質の吸収を抑えて血糖値の急上昇を防げます。血糖値の急上昇を防ぐことはインスリンの分泌抑制につながるので、長芋はダイエット中の女性にもおすすめの食材だといえます。

　長芋のすごさをわかっていただけたでしょうか。ぜひ食卓に登場させてくださいね。

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