足の裏を見ればあなたの健康状態がわかる!ベストな足裏の色は?
足の裏に、全身のツボがあることは知っていても、自分の足の裏を日頃から気にしている人はさほど多くないでしょう。しかし、足の裏には健康状態を表すバロメーターがたくさんあります。今すぐ自分の足の裏を見てみましょう。
足裏の色をチェック
「あなたの今の足裏の色は?」と聞かれてすぐ答えられるでしょうか。足裏の色は実は、体調によって変化しています。日頃からチェックして、変化に気づけるようにしておきましょう。また、入浴後や運動後は足湯が熱を持って赤くなりがちなので、チェックするのは足が休んでいるときがベストです。
まず、健康なときは足の裏は、全体的に淡いピンク色で、土踏まずのあたりは白っぽく、指先やかかとは赤目とグラデーションになっています。
それ以外の色であれば、なんらかの体調不良が疑われます。
白→エネルギー・栄養不足、リンパ系のトラブル、貧血、胃腸不良、精神疲労
赤→ストレス、糖質の過剰摂取、高血圧
黄色→肝機能・胃腸機能低下、身体的疲労
紫→血行不良、排せつ機能低下
浅黒→腎臓機能低下、排出系トラブル
グラデーションがない→内臓機能低下、自律神経失調
角質の有無をチェック
体の不調があると、その反射区に角質がつきやすくなります。角質がついている場所や厚さなどをチェックしてみてください。
まず、角質のついている場所ごとに以下のようなトラブルが考えられます。
親指の外側→首こり
小指の下の部分→肩こり
かかとの下の部分→腰痛、痔、便秘、内臓脂肪
親指の下の部分→ホルモン分泌の乱れ、心身不調、気力低下
続いて、角質や皮膚の状態ごとに疑われる不調をあげます。
指先の角質が厚い→花粉症、腹鼻腔炎
かかとの角質が厚い→婦人科系の不調
足指の間の皮がむける→免疫力低下
土踏まずにシワができる→消化器系の不調
以上のように、足裏には健康情報がたくさん詰まっています。足裏からのメッセージを正確に受け取れば、それに応じたケアが行えますね。ぜひ足裏のセルフチェックを習慣にしましょう。