入浴方法をアレンジするだけ。お家でも簡単にできるバスタイムダイエット。
日本人の習慣である浴槽につかる入浴は、体が温まり代謝が上げ脂肪を燃焼させるので、ダイエットに効果的です。普通に入るだけでもいいのですが、さらにダイエット効果をアップさせる方法があります。
正座入浴法
ダイエット効果の高い入浴法とは、正座して入浴することです。背筋を伸ばして、両足のかかとはしっかり付ける姿勢を意識しましょう。
正座をすることで、自分の体重を利用してふくらはぎ全体を加圧します。この加圧によって一時的に血流を鈍らせ、加圧をやめたときには反動で血流がよくなります。一気に体が温まるのを実感できるでしょう。ふくらはぎは、下半身に流れてきた血液やリンパを再び上半身に送り返すポンプのような役割をもっているので、ここの血流がよくなると、全身に血がうまくめぐり、代謝が上がり、痩せやすくなります。
正座は骨盤の歪みを正すことも可能です。骨盤が歪むと、その上の内臓まで歪んで、位置が下がり、下腹が出たり、骨盤周りの血流やリンパの流れが悪くなってむくんだりと、いわゆる下半身太りを引き起こします。そこで毎日、お風呂で骨盤の歪みをリセットすることで、ぽっこりお腹やむくみを解消でき、見た目をすっきりさせられます。また、正座には、背骨周辺の筋肉を鍛える効果もあり、ますます代謝機能が高まります。
正座が苦手な人でも大丈夫
正座入浴法で必要なのは、1~2分間の正座なので、そんなにハードルは高くありません。お湯の中では浮力がありますので、体重がかかりにくく、ひざなどへの負担も軽く、普段正座に慣れていない人でも比較的正座がしやすいです。それでもできなければ、無理せず、浴槽のふちを両手でつかみ、しゃがむ体勢を10秒キープすることでも、ふくらはぎへの加圧効果が得られます。
プラスアルファのマッサージ
お風呂に浸かって温まっている状態は、マッサージに最適です。むくみが気になる箇所をマッサージして、老廃物を流しましょう。足の付け根や脇の下には、老廃物の出口であるリンパ節があります。そこへ向かって、さすり上げていくといいです。体を洗いながらでもマッサージできます。