食べ終わったみかんの皮、そのままごみ箱行きなんてもったいない!0円健康法
こたつに入ってみかん…昔からの冬の幸せな光景ですね。みかんはビタミンCが豊富で、風邪の予防などこの時期にうれしい健康効果がありますし、アンチエイジングや美白といった美肌効果も期待できる果物です。そして、みかんは皮までも健康のために活用できるのです。
みかんの皮のパワー
みかんの皮は、中国では干して乾燥させて「陳皮」という漢方薬にするほど、体に良い成分(ビタミンC、クエン酸、ペクチン、ペスペリジン、リモネンなど)を含んでいます。私たちの身近なところでは、七味唐辛子に陳皮が使われており、消化・食欲の増進作用を担っています。
みかんの皮は、他にも以下のような働きをします。
・風邪症状の軽減(咳止め、喉痛の緩和)
・アンチエイジング
・がん予防
・コレステロールの低下作用
・糖分を体外へ排出し、吸収を抑制する
・血流改善
・冷え性改善
・リラックス効果
・整腸作用
みかんの皮の活用法
みかんの皮に豊富な健康成分があることがわかったところで、具体的にどうやって取り入れたらいいのかご紹介しましょう。
一番のおすすめは、みかん風呂です。食べ終わったみかんの皮は、カリカリになるまで天日のもとで干して乾燥します。それをガーゼや布袋などにくるんで、お風呂に入れるだけという簡単な方法ですが、リモネンの香りでリラックスできますし、ペスペリジンの血流改善効果で体の芯から温まることができます。さらに、ビタミンCで肌がすべすべになることも期待できます。
みかん風呂をするときの注意点は2つ。まず、みかんの皮に残っているかもしれない農薬やワックス、汚れをあらかじめ洗い落としておきましょう。それから、リモネンが油分を分解するため、お風呂上がりにクリームを使った保湿をしっかり行うようにします。
他に、同じ手順で乾燥させたみかんの皮をすり鉢ですってふりかけにし、ごはんや味噌汁にひとふりさせ、体の中から抵抗力をアップさせるという活用法もあります。
みかんの皮の活用法を知ったら、もう簡単には捨てられませんね。0円でできる健康法、ぜひお試しください。