【ダイエット中の飲み会どう乗り切る?】
ビアガーデンのオープン、お盆の帰省に合わせての同窓会など、夏は飲み会のお誘いが多いですね。ダイエット中だからといって行かないのはさみしいもの。
■お酒は太るのか?
アルコールには脂肪の代謝を抑える働きがあり、その点ではダイエットの敵といえます。
また、アルコールのカロリーは、アルコール度数と比例しています。しかし、アルコールそのもののカロリーは「エンプティカロリー」で、ほとんど体に蓄積されません。
ほぼアルコールと水だけでできている蒸留酒に比べ、一般的によく飲んでいるビール・日本酒・ワインなどの醸造酒は、原料となる果物や穀物の糖質やたんぱく質などのカロリーがお酒に残っている分、カロリーが高くなります。同じ100g飲むのでも、蒸留酒なら0カロリーのところ、ビールなら14~22kcal、日本酒なら16~22kcal、ワインなら8~16kcalになります。
■お酒以上につまみでカロリーを
飲み会の席では当然つまみが並びます。
アルコールによって胃が刺激されると、胃酸の分泌が活発になり、消化が促進されるため、食欲がいつもより増します。さらに、アルコールは血糖値を下げ、空腹感を感じさせます。そうして本当はおなかいっぱいなのに、余計に食べてしまうのです。
全てのつまみを断つと悪酔いしますので、食べるなら低カロリーで高タンパクな枝豆や豆腐サラダがおすすめです。
■ダイエット中に飲めるお酒
脂質・糖質を含まない蒸留酒ならダイエットにもよいでしょう。焼酎・ブランデー・ウイスキーがこちらにあたります。
焼酎なら水やソーダで割って、アルコール度数を下げて飲めますし、お湯割りも体を温めて代謝をあげることができます。
ブランデーは香りにリラックス効果や代謝促進のためのホルモンの分泌を促す効果もありますので、香りを楽しみながら飲みましょう。
また、ビールでも最近は糖質ゼロや脂質ゼロのものが出ていますので、しっかり選べば大丈夫です。
ダイエット中でもポイントを押さえて飲めば、たいした妨げにもならず、ストレスをためるよりはずっとよいでしょう。