お酒を飲むと太る? ダイエット中でもアルコールを楽しむための方法
よく「ビール腹」なんて言葉が使われますが、お酒はそんなに太るものなのでしょうか? 実はお酒のカロリーは意外と低く、しかも飲んですぐ熱として放出される「エンプティカロリー」という種類なので、よほどたくさんの量を摂らない限り、それほど太る心配はないのです。ではなぜ、実際にお酒を飲んで太ってしまう人がいるのか? その原因と対策をご紹介します。
問題はおつまみ
お酒を飲む時は、一緒におつまみを食べますよね。それが低カロリーなものなら良いのですが「ビールには揚げ物!」とばかりに高カロリーのものを食べていると太ってしまうのです。ビールのカロリーは100mlあたり約40キロカロリー。決してダイエット中に避けなければならない種類のお酒ではないので、おつまみの選び方を工夫してみましょう。
<ダイエット中におすすめのおつまみ>
・代謝を上げてくれるカプサイシンや、食物繊維を含むキムチ
・イソフラボンやエクオールが摂れる、高たんぱく低カロリーの冷ややっこ
・むくみを解消するカリウムを含む枝豆
・ビタミンが豊富なにんじんスティック
・リコピンの摂れる冷やしトマト
晩酌で飲むならどのお酒がおすすめ?
お酒の中で一番カロリーが低いのはビールですが、逆に最もカロリーが高いのはジン。100mlあたり、なんと284カロリーもあります。アルコール度数が高いほど、お酒のカロリーは高い傾向があるのですね。
しかし、強いお酒は少量をちびちび飲むスタイルが普通。それよりも、飲みやすいビールを何杯もがぶ飲みするほうが問題なので、毎日晩酌するなら飲む量を調整しましょう。ビールはカロリーこそ低いものの、糖質が豊富に含まれているため、たくさん飲むと太ってしまいます。同じ理由で、日本酒やワインも危険です。
ダイエット中に晩酌するなら、糖質を含まない焼酎やブランデーなどが良いでしょう。特に焼酎はおつまみもあっさりしたものがよく合うので、全体のカロリーを抑えるにも便利。さらにお湯やミネラルウオーターで割って飲むと、アルコールの量が減らせるのでおすすめです。
まとめ
お酒が好きで「ダイエット中だけど飲みたい!」という場合は、このように飲み方を工夫してみましょう。アルコールの種類にこだわり、飲む量を減らしておつまみにも気を使えば、毎日飲んでもそれほど太る心配はありません。ただ、肝臓を労わるためにも、週に2日は休肝日を設けてくださいね。