ニットを長く楽しむ方法~こまめにケアして風合いキープ~
温かさはもちろん、モコモコで可愛らしく、ボディラインの油断も隠してくれる万能ニット。
ヘビロテしている方も、多いのではないでしょうか?
ニットに付きものなのが、毛玉や型崩れ。
また、洗濯もやり方を間違うと大きく寿命を縮める原因となってしまいます。
本記事では、ニットを長く楽しむためのケア方法をご紹介します。
ニットはどれくらい洗う物?
まずニットは他の多くの衣類と違って、特別汚れていなければ毎回選択する必要はないそうです。
そもそも素肌に着る事もほぼないと思うので、汚れも比較的付きづらい物。
風合いが損なわれてしまいやすい物なので、全体を洗うのはオフシーズンに一度ほどで良いようです。
普段はブラッシングでホコリを落としたり、毛玉を防いだり。
肌に触れて汚れやすい襟元や、袖口を部分的にケアする。
汚れがついてしまった所をピンポイントでシミ抜きする、といった程度が適正なようです。
ニットの部分ケアをする
汚れは種類によって効果的な洗い方があるので、基本的な物をいくつかご紹介します。
最も付きやすいであろう汗ジミや皮脂汚れは、まず台所洗剤で油分を落としてください。
その後でアルカリ石鹸で揉み洗いして汚れを浮かせ、40度くらいのお湯でしっかりとすすぎます。
食べこぼしに関しても、同様の方法で落ちる事があるようです。
続いてやってしまいがちな飲み物や果汁による、水性のシミへの対処法。
まずは40度くらいのお湯につけて、繊維から汚れを離します。
アルカリ石鹸をつけ、汚れの目立つところだけつまみ洗いをしましょう。
繊維の中の汚れを掻き出すイメージで洗うのが、コツです。
最後は、時間をかけてすすいでフィニッシュ。
まとめ
乾かすときはタオル等で水気を吸った後、平らな所に置いて干す事をオススメします。
型崩れを防ぐために、ニットの形に合ったハンガーを選んだりふんわりと畳んだりして保管するようにしましょう。
ニットは使われている繊維の種類によって、扱い方が大きく異なります。
タグをよく見てから、ケアして下さい。
汚れの範囲が大きい場合や、衣替えでしまう前などはクリーニング店を活用した方が長持ちすることもあります。