30代から始める認知症予防 食生活と運動習慣の見直しで将来を明るく!
日本では65歳以上の高齢者の15%が認知症を患っているといいます。
そして今後も増え続けることが予想されています。
そう、認知症は決して他人ごとではない病気なのです。
しかし、認知症の研究が進むにつれて、予防策も見えてきました。30~40代といった若いうちから始めるとより効果的ですので、ぜひ取り入れてください。
将来の認知症リスクをチェック
認知症は、生活習慣病が重大な危険因子となることがわかっています。
以下の項目に多くあてはまるほど、生活習慣病のリスクが高くなり、つまりは認知症のリスクも高くなります。
・日頃からあまり運動をしない
・食事の栄養バランスが偏っている(野菜が少ない、ファーストフードやコンビニのお弁当など塩分が多いものをよく食べている、肉ばかりを食べているなど)
・タバコを吸っている
・血糖値や血圧が高い
・健康診断を受けていない
・肥満である
・計算など頭を使うことが苦手である
認知症予防のためにできること
まずは、健康診断を受け、自覚症状のない糖尿病や高血圧などの生活習慣病がないかを確かめましょう。
もし発見されても、早期であれば改善が見込めます。
決して放置しないでください。
認知症予防となる生活習慣の見直しポイントは、食生活と運動習慣です。
食生活では、多品目の食材をとる食事を心がけましょう。
特に、認知症予防に役立つと言われている栄養に、いわし、さば、さんまなどの青背魚に含まれるEPAやDHA、カレーのスパイスに含まれるクルクミンが挙げられます。
積極的に摂りたいですね。
逆に、白米やアルコール類の摂り過ぎは、栄養バランスを崩すので控えめにするのがおすすめです。
運動は、生活習慣病や肥満を防ぐのと同時に、脳の血流量を増加させ、認知や記憶の機能をアップしてくれます。
ハードな運動は必要ありませんので、30分程度のウォーキングを週3日以上行うといいでしょう。
今から認知症のリスクを抑え、明るく年を重ねていきたいものですね。