脳の大好物は板チョコとコーヒー 記憶力低下やうつ病に効果あり!
どちらかというと健康のためにならない食品だと認識されがちなチョコレートやコーヒーですが、脳のためにはぜひ摂りたい食品だということがわかりました。
チョコレートで脳を活性化
チョコレートの主原料はカカオです。カカオに含まれるポリフェノールという成分は、体内に発生する毒性の強い酸素「活性酸素」を除去する働きがあり、脳の細胞が酸化するのを防いで、血流を促進します。こうして脳の萎縮を防ぐことができると、記憶力が向上します。
さらに、チョコレートを食べたときに感じる幸福感も、科学的に証明されており、精神的なストレスを取り除いてうつ病予防効果があるといわれています。
チョコレート選びのポイント
チョコレートが不健康な食品と勘違いされがちなのは、現在「チョコレート」と名乗るものの、カカオ以上に砂糖や添加物が含まれているお菓子が出回っているからでしょう。本当に体にいいチョコレートの目安は、カカオの含有量です。理想としては70%以上のものがいいです。そこまでこだわれないという場合でも、シンプルな板チョコ状のもので、ブラックやダーク・ビターといった表記がされているチョコレートを選びましょう。
コーヒーにもポリフェノールが
チョコレートに含まれるのとは種類が違いますが、コーヒーにもポリフェノールが含まれています。こちらのポリフェノールも抗酸化作用があり、血液をサラサラにする働きから、脳に大事な栄養となります。
板チョココーヒーにして一度に味わう
脳の好物であるチョコレートとコーヒーは、相性も良いので「板チョココーヒー」として、まとめて摂ることができます。ホットコーヒー1杯(120~150ml)に、板チョコ4分の1枚(10~12g)を適当な大きさに割って入れ、ティースプーンなどでかき混ぜて溶かせば「板チョココーヒー」になります。午前と午後のおやつとして、1日に2杯飲むのが目安になります。
簡単に作れておいしいうえに、脳にもいいときたら、飲まずにはいられませんね。ぜひ毎日の習慣にしてください。