気温が下がってきたら要注意!肌トラブルを引き起こす“冷え顔”
暑い夏が終わり、紫外線量も減ってほっと一安心と思いきや、秋は気温が下がってくるので肌が乾燥しやすく冷えやすい季節で、様々な肌トラブルのリスクも潜んでいます。特に、常に外気にさらされている顔の温度には注意を払いましょう。
冷え顔とは?
顔の温度が下がって、収縮した血管が顔周りの血流を悪化させ、肌トラブルを引き起こす状態を「冷え顔」といいます。具体的には、肌がくすんだり、青白い顔になったり、むくんだりといったトラブルが見られます。また、肌に十分な栄養が行き届いていない状態なので、皮脂や汗を作ることもできず、肌は乾燥して硬くなります。乾燥から、シワやたるみなどさらなる肌トラブルも起ります。
手で顔を触ってみて、冷たいと感じたら冷え顔の可能性があります。
冷え顔の原因
冷え顔という言葉こそ耳慣れないかもしれませんが、最近冷え顔になる人は急増しています。原因の一つは、外気温の低下で、常にさらされている顔も冷えることが考えられます。まさにこれからの季節、要注意ですね。また、原因としてもう一つ、肩こりや首こりが挙げられます。肩や首の筋肉が凝り固まると顔への血流が悪くなり、冷え顔になるのです。デスクワークで同じ姿勢をとることが多い人などは気を付けなくてはいけません。
冷え顔の対策法
寒い季節は、すぐに顔が冷えてしまうので、マスクなどをして顔自体を冷やさない工夫が効果的です。家であれば、ホットタオルを顔に当てる方法もあります。顔と併せて、顔の血流につながる首や肩も、ストールなどで温めましょう。同じ姿勢を長時間とることを避け、1時間に1回はストレッチをしてコリをほぐすと、血流が良くなります。
それから、やはり全身の冷えを解消しておくことも重要です。温かい飲み物やショウガ・ネギなど体の中から温める食べ物を食生活に取り入れ、夜はゆっくり湯船に浸かって、代謝を良くしておきましょう。
顔の血行を良くすると、肌トラブルから回避でき、美肌につながりそうですね。今年の秋冬は、冷え顔を脱出しましょう。