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焼けたくない女性の日傘の選び方

夏になり、美白を目指す女性は日焼け対策に必死ですね。日焼け止めクリームだけでは不安で、日傘を使っている方も多いのではないでしょうか。日傘と一言でいっても、いまや多種多様な日傘が売られていますので、何を選ぶべきか迷ったときは、ぜひ次のような点を意識してください。

■暑さ対策には、遮光率の高いものを

日傘で、カンカン照りのまぶしさや暑さを和らげたい場合は、遮光率に注目しましょう。素材は、熱がこもりにくい綿や麻がおすすめです。また目の細かいものを選ぶと、日光を遮ることができ、涼しく感じられます。

■紫外線対策には、UVカット率の高いものを

日傘に紫外線防止効果を求める場合は、UVカット率が重要になります。最近の日傘にはほとんどUVカット加工がされていて、中にはUVカット100％という物もあります。UVカット加工の効果は２～３年ほどです。雨の日も兼用できる日傘は便利ですが、雨のなか使うことでUVカットの効く期間は短くなってしまいます。生地は厚いほど、紫外線を防いでくれます。デザイン重視で選ぶと、柄によってUVカット率が変わってくるものがあることは覚えておきましょう。

■白VS黒

白と黒の日傘の効果の差はあるのでしょうか。白は紫外線を反射して防ぎ、黒は紫外線を吸収して防ぐという違いがあります。比較すると、黒の方が断線紫外線防止率が高いといわれます。ただし、表面はUVカット加工がされていれば、白でも黒に劣らず紫外線を防いでくれます。そこで重要なのは、内側の色です。紫外線は上からだけではなく、アスファルトに照り返して下から、または横からも浴びます。そうして傘の内側に紫外線が入ってきたとき、白は紫外線をさらに反射し、顔に当たりやすくしてしまいます。いわばカメラマンの使うレフ板のような仕事をしてしまうのです。できるだけ黒や濃い色を選びましょう。ただ熱に関しては、黒は熱を吸収しやすいので生地そのものが熱くなりがちです。

ポイントを押さえたうえで、効果的かつ自分の好みに合う日傘を見つけられると、夏のお出かけもいっそう楽しくなりますね。

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