ただの風邪ではないかも!重症と普通の風邪を見分ける方法は?
だんだんと寒くなってきましたね。秋もさらに進み、冬に近づいてきました。
冬と昼の温度差が大きいと風邪をひきやすくなってしまいます。
風邪程度だと仕事や家事を頑張ってしまうという方も多いとは思いますが、風邪が重症化してしまうということもあるかもしれません。
風邪が危なくなった時はどのようなサインが出てくるのでしょうか。
風邪の重症化のサインとは?
風邪になると、鼻水、咳、熱と言った症状が出現しますよね。
しかし、風邪のウイルスがずっと体内にとどまっていると、感染が拡大して肺炎になってしまうことがあります。
また、子供やご老人であれば、ウイルスが脳脊髄液の中に入り込んでしまう「髄膜炎」という状態になってしまうかもしれません。
風邪の重症化の場合には、一番わかりやすいのは熱の変化です。
熱は風邪でも肺炎でも起きますが、微熱ではなく38℃以上の熱が長続きするという場合には重症化を疑う必要があります。
低かった熱が急に高熱になるという場合にも注意してくださいね。
また、ひどい咳も肺炎になっている可能性があります。
痰が混じるわけではなく乾いた激しい咳、呼吸が苦しいという場合に注意しましょう。
もしもそのような症状があったら、無理をせずにすぐ病院に行くようにしてみてくださいね。
風邪が重症化してしまいやすい人とは?
基本的に、普通に健康な方は風邪が重症化してしまうということはありません。
しかし、体が弱っている人では、普通の風邪でも重症化してしまうことがあります。
最も危険なのは小さな子供と老人です。
小さな子供や老人は、免疫力が未熟、あるいは落ちているために風邪のウイルスに抵抗することができないのです。
また、ストレスが溜まっている方、寝不足の方はウイルスにまけやすい体になっています。
普段から体がだるい、疲れているという方は風邪をひかないように予防するというのが大切かもしれませんね。