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秋の花粉症にご用心！風邪との見分け方を知って、正しく対処しよう！

季節の変わり目に引きやすい風邪ですが、なかなか治らなくて、なんとなくいつもの風邪と違うかも…と感じたら、花粉症を疑ってみてもいいかもしれません。春だけじゃなく、秋も多くの花粉が飛んでおり、花粉症の季節といえます。

秋の花粉症の症状

秋の花粉症は次のようなイネ科やキク科の植物によって引き起こされます。
８～10月：イラクサ、ブタクサ、カムナグラ、ヨモギ、オオヨモギ
10～11月：セイタカアワダチソウ

症状は鼻水、咳、痰、喉の痛みなどで、風邪と似ているため、診断を誤ってしまうこともあります。

花粉症と風邪の見分け方

症状が風邪を似ている花粉症ですが、当然風邪薬では治りませんし、花粉症用の鼻炎薬などが必要になります。では、どのようにして花粉症と判断したらいいのでしょうか。
一番わかりやすいのは、鼻水の状態です。風邪の鼻水が黄色～緑色で粘り気があるのに対し、花粉症の鼻水は透明でサラサラしているのが特徴です。サラサラしているがために、鼻をかんでもおさまらずタラタラ垂れてきてしまいます。
疑わしい場合は、病院でアレルギー検査を受け、どの植物にアレルギーが起こるのかはっきりとさせておきましょう。

秋の花粉症対策

春の花粉症原因となるスギやヒノキといった花粉に比べ、秋の花粉は飛ぶ距離が短いため、アレルギー原因となる植物の近くに寄らないだけでかなりの予防ができます。ただし、風の強い日や晴れた日、乾燥している日は花粉が飛びやすい状態なので、十分な距離をとりましょう。
どうしても通り道にある場合は、マスクやめがね、帽子などでなるべくカバーしましょう。
そして、外出後は手洗い・うがいを徹底してやります。特に、洗面器にぬるま湯を張り、小さじ２杯の塩を溶かして、片方ずつ鼻に入れて出す「鼻うがい」は効果的です。併せて洗顔もしておいた方が安心です。
衣類についた花粉を払い落とし、また家で花粉が飛び散ることがないよう、拭き掃除を行うのも大事です。

秋の花粉症を持つ方は15％と、意外と多いようです。春の花粉症と併発している人も多くいます。今一度、自分の身体をチェックしましょう。

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