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秋の夜長の睡眠不足になっていませんか？ゆっくり眠りにつくための呼吸法“数息観”のすすめ

秋の夜長はついつい趣味に没頭してしまって、就寝時間が遅くなってしまう危険性があります。特に、ＤＶＤ鑑賞やインターネットなどで夜を楽しむと、脳が緊張状態から抜け出せず、目がさえてしまってなかなか眠りにつけなくなりますね。そんなときに、おすすめのが「数息観（すそくかん）」という呼吸法です。

睡眠不足は健康・美容の敵

良質な睡眠は、健康や美容の土台になります。十分な睡眠がとれていないと、疲れがとれずに蓄積されて、免疫力が弱まります。すると、風邪など病気にもかかりやすくなります。また、精神状態が不安定になり、強いストレス状態から食欲不振を引き起こすこともあります。美容面でも、睡眠状態は大きく影響します。睡眠不足が続くと、肌のターンオーバーが遅れ、肌老化や様々な肌トラブルが現れます。さらには、食欲を抑制するホルモンであるレプチンが減るので、ダイエットも阻害します。

数息観のやり方

健康的にきれいでいるために、数息観で寝つきをよくして、良質な睡眠を確保しましょう。
数息観は、元々座禅をするときの呼吸法ですが、寝る前なので、足を組んだりはせず、布団に入り、呼吸だけコントロールします。まず肺の中にたまっている空気を全て吐き出し、口を軽く閉じ、鼻から息を大きくゆっくり吸い込んで、次に同じ長さで吐くというのを繰り返します。１から数を数えながら、やりましょう。意識を呼吸と数に集中することで、他のことから離すのがポイントです。

数息観の効果

数息観を行うと、安眠のカギを握る副交感神経が自然と優位になり、体を休息モードにできます。気が付けば眠っていることでしょう。
数息観は、心を無にする修行で用いられる呼吸法であり、眠れない原因となる余計な考え事を取り払うことができます。眠るときに限らず、ストレスが強いときに心を落ち着ける効果もあります。

数息観は、何も道具もいらず、布団の中でできる手軽な方法ですので、寝付けない夜にはぜひお試しください。

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