簡単にできる!落ち込んでしまった時に持ち直す精神療法とは?
仕事、恋愛、友人関係などどうしても落ち込んでしまう時がたくさんあります。
また、女性の場合は特に何のイベントがなくても落ち込んでしまう時がありますよね。
こういった気持ちの変化は生理周期、それに伴うホルモン変化に影響を受けていると考えられます。
しかし、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。
今回は精神科的な手法で気持ちを持ち直す方法をご紹介したいと思います。
考え方を変える
今回紹介していく方法は認知行動療法という実際に行われている治療に基づいています。
気持ちを持ち直す一つ目の方法は、考え方を変えるということです。
例えば、どうしても自分が悪いと思ってしまった時には自分を責める連鎖に陥ってしまいます。
そんなときには、自分の行動がいい影響を及ぼすのかもしれないという風に、ポジティブな考え方に変換していきます。
意識してみないとネガティブな考えを持ち続けてしまいますので、無理やりにでもポジティブな考えを浮かびださせるということが大切です。
落ち込んだ気持ちを他の考え方に置き換えることでストレスは軽減されます。
行動のパターンを変える
こちらは、ネガティブな考えを引き起こす行動や、場所を避けて行動するということです。
例えば、よく上司の方に怒られていると、同じような見た目の方を見ただけでも少し恐怖を感じてしまうといったことはありませんか?
また、嫌なことがあった場所に行くとその体験を思い出し、さらに気分が落ち込んでしまいます。
認知行動療法ではそのような場所や行動をできる限り避けたり、他の行動で置き換えたりといった治療を行います。
嫌な気分になる場所に行かないということだけでも気持ちが安定するかと思います。
根本的な解決になっていないよ!と思われるかもしれませんが、心を安定させるだけならそれでいいのです。
できるだけストレスのない生活を送るためにも、考え方や行動を意識してみてはいかがでしょうか。