背中太りは老けて見える…肩甲骨を動かして脂肪を撃退だ!
気づかないうちについていた背中のお肉に悩んでいませんか?丸まった背中に脂肪が乗っかった後ろ姿は、年齢よりも老けて見えてしまいます。だけど「もう手遅れかも」と落ち込まむことはありません。背中太りには原因と対策があるんです。簡単で効果的なエクササイズなどもご紹介します。
家事や長時間のパソコン、スマホで肩甲骨は開きっぱなし
姿勢の悪さや運動不足によって背中の筋肉が使われないことから、たるみや脂肪を溜め込んでしまうことが背中太りの原因。特に肩甲骨と背骨をつないでいる筋肉が固まると、血行が滞って肩こりを招いたり、代謝が落ちてさらに脂肪がつきやすい状態になってしまいます。
つまり、この肩甲骨まわりの筋肉を動かして鍛えることが、背中太り解消の鍵。長時間のデスクワークや電車内でのスマホ操作など、下を向いて猫背になる時間が多い方は、意識的に改善する必要がありそうです。
難しいエクササイズは不要!
固まった筋肉をほぐすエクササイズは毎日行うことが大切です。簡単な運動でも、普段使わない筋肉を動かすことでしっかり効果が見られます。まずは以下のエクササイズから試してみてください。
~肩甲骨を閉めるエクササイズ~
①足を肩幅くらいに開いて立ち、軽めにこぶしを握って両腕を前に伸ばします。
②息を吐きながら、ヒジをゆっくり体の後ろまで引いていきます。このとき、肩甲骨が内側にぐっと入っていることを意識します。
③息を吸いながらゆっくり前に戻します。
これを10回繰り返します。1日1~2セット行いましょう。
開きがちな肩甲骨を閉めることで、たるんだ背中を引き締めます。固まった肩甲骨周りの筋肉がストレッチされ、脂肪燃焼にも効果的。
~いつでもどこでも背中伸ばし体操~
①足を肩幅くらいに開いて立ち、手を体の後ろで組みます。
②息をゆっくり吐きながら、腕を少しずつ持ち上げていきます。肩甲骨の内側の筋肉がぐーっと寄ったら、そのまま10秒キープします。この時は自然に呼吸してください。
③ゆっくり息を吐きながら、①の姿勢に戻します。
これを10回繰り返します。場所を取らないので仕事や家事の休憩時間など、気づいた時にいつでも行えます。肩こりの解消にもおすすめです。
美しい姿勢で脂肪を燃焼しやすい体に
普段の姿勢が猫背のままでは、エクササイズの効果もなかなか出ません。座る時も歩く時も常に正しい姿勢を意識して、お腹にも力を入れて上体を支えることで、代謝が上がり体形キープにつながります。
すっきり若々しい背中を手に入れるには、美しい姿勢と筋肉を柔軟にすることを心がけていきましょう。