座りっぱなしのお仕事は危険!デスクワークで生じるリスクと対処法
働いている方はどうしても、デスクワークのために日常の多くを座っている時間が占めているかも知れません。
さらに家でも休息のために座ってゆっくり休むという機会は多いですよね。
しかし、椅子に座っていることは、健康のためにはよくないかもしれません。
椅子に座ることは日常にどんな影響があるのでしょうか。
座りっぱなしの危険とは?
仕事や在宅ワーク、付き合いなどどうしても椅子に座っていなければいけない時間は多いかと思います。
さらに正座やきれいに膝を付けた姿勢など決まった姿勢を取ることを要求される職業の方も多いかと思います。
しかし、座りっぱなしの姿勢には少なからず健康に及ぼす危険があるのです。
座りっぱなしの仕事をしている方には他の仕事をしている方よりも「深部静脈血栓症」の危険があります。
深部静脈血栓症とはふくらはぎなど、心臓よりもより遠い末梢の血管に血栓という固まりが詰まってしまうという症状です。
例えば高血圧だったり、高脂血症を指摘されたりしている方には多いといわれている病気です。
細い血管に血栓が詰まってしまうと詰まった以降の臓器に血が足りなくなってしまうため、臓器が悪くなりやすくなってしまいます。
さらに血流が悪いと血栓という血の塊が詰まってしまうため、脳や心臓と言った大切な臓器に障害を起こしてしまうかもしれません。
座りっぱなしの危険を予防するためには
座りっぱなしでは血栓が末梢に詰まりやすくなってしまいます。
これを予防するためによく足や腕を揉んだりしている方はいませんか?
末梢を揉んで刺激することは小さい血栓が飛んでしまい、さらに血栓症を起こすリスクを高めてしまいます。
効果的なのは姿勢を変えることです。
座っている姿勢が多いという方はこまめに立ったり、歩いたりするようにしましょう。
体の端を動かしているということが血栓症の予防につながりますから、ぜひ意識してくださいね。