あなたの骨盤歪んでない? 体をまっすぐにして、ぽっこりお腹を解消しよう
なぜかいつもネックレスの位置がずれる。全体的に痩せているのにお腹だけぽっこり出てしまう。こんな悩みを抱えている人は、もしかしたら骨盤が歪んでいるのかもしれません。試しに目をつぶって片足を上げ、そのまま10秒ほどキープしてみてください。体がぐらぐら揺れてちゃんと立つことができなければ、骨盤が歪んでいる可能性はかなり高いでしょう。どのようにすれば、正しい位置に戻すことができるのでしょうか?
骨盤が歪むとぽっこりお腹になる理由
骨盤は朝に向かって閉まり、夜に向かって開くというサイクルを繰り返していますが、妊娠や出産、月経時にも上下・前後・開閉といろいろな動きをします。しかし、なんらかの理由でこの動きがスムーズに行われず、骨盤が開きっぱなしになると、その隙間を埋めるかのように内臓がはまり込んで下腹が出てしまうのです。
また、歪んだ骨盤の周りには脂肪がつきやすくなるので、ウエストがどんどん太くなります。
骨盤を歪ませる良くない習慣
「いつまでたってもぽっこりお腹が治らない」という人は、次のような習慣がないかどうかをチェックしてみましょう。
・横座りの姿勢が多い
・椅子に座る時は足を組む
・デスクワークで前のめりの姿勢になることが多い
・荷物を片方の肩ばかりにかける
姿勢が悪かったり、体への負荷のかけ方に片寄りが生じたりすると、骨盤が歪んでしまいます。座る時はまっすぐに足を揃えて背筋を伸ばし、荷物は適度にかけ替えるようにしましょう。
歪んだ骨盤の治し方
骨盤が歪んでいる人は腰回りの筋肉が衰えている場合が多いので、腹筋をして筋肉を鍛えましょう。また、ストレッチも効果的です。簡単なものを2つご紹介するので、ぜひ試してみてください。
<腰回し運動>
両足を肩幅に開き、両手を腰に当ててゆっくり回しましょう。左右それぞれ30回ずつ、朝晩行うと効果的です。
<体ねじり運動>
床にお尻をつけて座り、足を肩幅に開きます。左手を腰のそばに置いて体を支え、ゆっくり息を吐きながら左側へ体全体をひねっていきましょう。反対側も同様に行ってください。
まとめ
骨盤の歪みは、ぽっこりお腹だけではなく、肩こりや頭痛、不妊、月経不順などさまざまな体の不調を引き起こします。歪んだままでいるとどんどん症状が悪化するので、腹筋やストレッチで正常な位置に戻してあげましょう。姿勢に気をつけ、歪ませないようにすることも大切です。