ゴールドキウイ派?それともグリーンキウイ派?美容効果で選ぶならこれ!
昔はキウイフルーツといえば緑色でしたが、いまやゴールドキウイが売り場でも幅を広げていますね。この2種類のキウイは、果肉の色や甘さ、産毛の濃さの他にも、栄養面が違います。それぞれの強みを知れば、自分の体のコンディションに合わせて選べるようになりますよ。
ゴールドキウイとグリーンキウイに共通する栄養
どちらのキウイも、ビタミンC・Eや食物繊維、葉酸、カリウムなどの栄養が豊富に含まれています。17種類の栄養素がどれだけ含まれるかを比較した「栄養素充足率スコア」においても、キウイはトップクラスで、りんごの6倍もの栄養密度を誇ります。
ゴールドキウイの特徴
ゴールドキウイは、特にビタミンCが豊富です。可食部100gに対するビタミンCの量を見ると、グリーンキウイが69mgであるのに対し、ゴールドキウイは161mgと2倍以上になっています。ゴールドキウイ1個食べれば、レモン8個分のビタミンCが摂れ、1日分の推奨量をクリアできるほどです。 ビタミンCは、シミやそばかすを引き起こすメラニン色素ができるのを抑える美肌に欠かせない成分です。また、活性酸素を排除する働きもあるので、アンチエイジング効果も期待できます。 そんなビタミンCがたっぷり摂れるゴールドキウイは美容に良いフルーツだといえます。さらに、風邪などの感染症予防にも効果があります。
グリーンキウイの特徴
グリーンキウイは、ゴールドキウイよりも食物繊維が豊富です。グリーンキウイ1個で、約3g、バナナ3本分もの食物繊維が摂れます。しかもキウイの食物繊維は不溶性食物繊維・水溶性食物繊維の両方が同時に摂れるというメリットがあります。 さらに、タンパク質を分解して消化を促進する「アクチニジン」という酵素も多く含まれています。 よって、グリーンキウイを食べると、デトックス効果・ダイエット効果が期待できます。特に、便秘に悩む方にはぜひおすすめしたいフルーツです。 これからキウイを買うときには、ぜひ参考にしてください。