股関節を柔らかくして美脚になる!足のむくみと冷えに効くストレッチ
細身のジーンズを履いたときに感じる太もものパンパン感や、ロングブーツを履いたときに感じるふくらはぎのパツパツ感…これは足が冷えてむくんでいるサインです。解消するために、ストレッチをして股関節を柔らかくしましょう。
なぜ股関節が重要か
股関節は、上半身と下半身をつなげている部分であり、周辺にはたくさんの筋肉が集まっています。しかし日常生活ではあまり動かしていない部分で、それらの筋肉は硬くなりがちです。すると血液やリンパの流れが鈍くなり、老廃物が溜まって、むくみや冷えが生じるのです。股関節に近い太ももにセルライトが出来やすいのも、このせいですね。さらには、左右の足の歪みが現れることもありますので、股関節は意識的に動かして柔軟性を持たせましょう。
股関節のストレッチ方法
股関節のストレッチは、以下のように行います。
① 仰向けに寝て、両膝を伸ばし、両足を肩幅程度に広げます。このとき、つま先は外に開きます。
② 両手は体の横に置き(手のひらは上下どちら向きでも構いません)、上半身をリラックスさせます。
③ 息を吸いながら、左右のつま先を内側に向けて、股関節を内旋します。つま先だけでなく、股関節から向くように意識しましょう。腰が反らないようにも注意が必要です。
④ 息を吐きながら、股関節の力を抜き、つま先が外を向くように、股関節を外旋させます。
⑤ ①~④を1セットとし、5セット繰り返します。
ここまでを丁寧にやった後、つま先の力を抜いて、股関節からつま先までをワイパーのように、くるくると素早く動かすストレッチも続けてください。内旋・外旋で50往復できると、かなり柔軟性が付きます。
現在、股関節が硬くなっている方には、ハードに感じるストレッチですが、慣れれば気持ちよくなりますし、寝ながらできるので、家でのリラックスタイムに取り入れやすいですよ。
股関節ストレッチで、スリムなジーンズも履きこなせる美脚を目指しましょう。