知っておくと便利!ダイエット効果を上げるツボ押し
食事の量を控えたり、運動をしたり…ダイエットは努力の連続です。そんなダイエットを頑張っている方に、サプリメントや薬に頼らずに体の中からダイエットの効果をあげるツボ押しの方法をご紹介します。
ツボの紹介の前に…正しいツボの押し方
ツボ押しはやみくもにグイグイ押すより、以下のポイントをおさえるとより効果的です。
・口からゆっくりと息を吐きながら力を加えます。
・鼻から息を吸いながらゆっくり静かに力を抜きます。
・これを10回繰り返します。
目的によっても変わりますが、痛みで顔が歪むほど強く押す必要はなく、基本的には「痛いけど気持ち良い」ぐらいの刺激がちょうど良いとされています。
代謝アップで痩せやすい体に!デトックスのツボ
腎兪(じんゆ)・膀胱兪(ぼうこうゆ)・大巨(だいこ)・豊隆(ほうりゅう)
食生活や日々の習慣で体内に蓄積された毒素や老廃物を、体の外に排出するデトックス。体に溜まった毒素のほとんどが、便と尿で排出されます。そのため体のつまりをとるツボを刺激することで、代謝をアップしダイエットの効果を上げることができます。
腎兪(じんゆ):腎臓の働きを良くします。
おへその高さに両手の中指がくるように腰に手を当て、そのまま親指を背中にずらしていった、背骨から指2本分外側のところにあります。
膀胱兪(ぼうこうゆ):腎臓の働きを良くします。
背骨をまっすぐ下ろした線から指2本分外側、尾てい骨と交わる高さのところにあります。
大巨(だいこ):腸の働きを良くし、排便を促します。
おへそから指三本分外側、そこから下に指三本分下がったところにあります。
豊隆(ほうりゅう):体内の水分、脂分の代謝を促進します。
膝の外側のふちと、外側のくるぶしを結んだ中間地点。すねの中央からやや外側にあります。
食欲を抑えるツボ
太衝(たいしょう)・れい兌(れいだ)
足にある胃腸の働きを整えるツボです。このツボは、柔らかくマッサージすると胃腸がリラックスし食欲が沸いてくるツボでもあるので、胃腸の調子が悪く食べられない時などは優しく押すのがおすすめです。反対に痛いくらいに強く押すと、交感神経の働きを高め、食欲を抑えることができます。食事の20分程前にここを強く押して、ダイエット中の食べ過ぎを防止しましょう。
太衝(たいしょう):胃腸の調子を整え、血流を良くし冷えの改善をします。
足の親指と人差し指の骨が交わる少し手前のくぼみです。両手の親指で強く押すか、反対の足のかかとで踏んでもOKです。
れい兌(れいだ):胃の興奮を抑え、胃炎や不快感を改善します。
足の人差し指の中指側、つめの付け根にあります。左右の足を押してみて、飛び上がるほど痛い方をボールペンの先などで刺激しましょう。
ツボ押しはダイエットの強い味方
ダイエット中は小腹が減ったり、付き合いで外食をしなければならなかったりと誘惑がたくさんあります。食べてしまってから後悔するより、事前に食欲を抑えるツボを押して食欲をコントロールしておきましょう。また、やむを得ず食べ過ぎてしまった時もデトックスのツボを刺激して毒素を排出、体をリセットできます。
まとめ
ダイエットにはバランスの取れた食事や運動等がいちばん大事ですが、このようにツボ押しを組み合わせると気持ち的にも安定し、ストレスが溜まりにくいことも大切なメリットです。今回ご紹介したツボ押しが、あなたのダイエットの支えになりますように。