これって乳がん?乳がんを疑うべき胸の異常とは
がんは、今や国民病ともいわれるほどありふれた病気になってきてしまいました。
特に女性であれば子宮のがん、乳がんは誰にでも起こりうる病気です。
しかし、早期発見によって完治が可能ながんでもあります。
自分の胸の異常に早めに気が付く兆候はあるのでしょうか?
しこりがいびつな形
乳がんを疑うべきしこりは、丸ではないような変な形のものが多いです。
また、小さいものが何か分裂しているような感じにふれるという場合は、少し注意が必要です。
がんの特徴は、きれいな形にならないということです。
逆に言えば、とても痛いしこりでもきれいなまるであれば良性のしこりであることが多いです。
あまり自分で胸のしこりを触りすぎてしまうのはよくないのですが、気になったときは少し確認してみるといいかもしれません。
また、しこりの部分の皮膚がくぼんでいたり、乳頭が引っ張られているといった場合も要注意です。
がんは皮膚や組織を引っ張りながら成長してしまうことがあります。
このような兆候が見られたときには、検診を受けてみたほうがいいのかもしれません。
乳頭から変な汁が出てきた
乳がんの場合、乳頭から血性乳汁という血の混じった液体が出ることがあります。
少しこすれて血が出てしまったというようなことではなく日常的に赤い汁が出ているという場合は、乳がんの可能性が高まります。
これは、乳汁が出る管にがんが浸潤してしまった時に起こります。
他の良性乳房疾患でも出るときがありますが、ぜひ検診を受けてみることをおススメします。
肥満体系であるとき
少し体重が多い期間が長い方は、乳がんの危険性が高まります。
乳がんの中にはエストロゲンという女性ホルモンによって成長するものがあるのですが、余分な内臓脂肪がエストロゲンに変えられてしまい、しこりをがんへ成長させてしまうからです。
体重が気になっているという場合も、年齢を重ねるごとに乳がんのリスクが高まります。
ぜひ皆さんも乳がん検診を定期的に受けてみましょう。