日本人にぴったりなオイル「こめ油」を身体の内外から取り入れて美容に活用!
オイルにも流行りがあり、色々試したものの結局どれがいいかわからない・自分に合っているオイルが見つからないという声がよく聞かれます。そんな方には、日本人ならまず合うだろうといえる「こめ油」をおすすめします。
こめ油とは
こめ油は、その名のとおり、お米からとれた油です。お米を精米した時に出るぬかを原料としており、売られるときには「こめ油」もしくは「玄米油」といった表記がしてあります。
日本人には主食として大変馴染みの深いお米からできているため、アレルギーなども心配なく、使いやすいオイルです。
こめ油の成分
こめ油は、油の中でも積極的に摂りたい「オメガ9」という油の種類に分類されます。これはオレイン酸を豊富に含んでいるためです。オレイン酸は加熱によって酸化しにくいという特性を持ち、善玉コレステロールを下げずに悪玉コレステロールだけを下げる働きをします。そのため、血液をサラサラにして老化を防ぎ、アンチエイジングや生活習慣病の予防に効果的です。
しかし、オレイン酸だけならオリーブオイルやごま油からも摂れます。こめ油が優秀なのは、ガンマオリザノールという成分を摂れるところでしょう。これは米ぬかのみに存在する成分で、自律神経の働きを調整する効果を持っています。
その他にも、以下のような成分が含まれ、美容や健康に働きかけます。
・リノール酸
・パルミトレイン酸
・トコフェノール
こめ油の活用法
こめ油は、調理に使うほかに、美容オイルとしても活用できます。
フェイストリートメントとして使うときは、小さじ半分~1杯程度のこめ油を指先で、顔の乾燥が気になる部分に塗ります。
ボディトリートメントをしたいときは、お風呂上りに、軽くタオルで水気を拭きとってから、残っている水分となじませるようにして、小さじ2杯程度のこめ油を全身に塗ります。
これだけのケアで、こめ油の持つ保湿効果や皮膚の成長促進効果が得られますよ。
調理油として、美容オイルとして、多くの働きをしてくれるこめ油は家庭に1本用意しておきたいですね。