同じ運動をするなら交感神経が働いている朝と夕方がおすすめ!
ダイエットで運動をしていても、それに見合うだけの効果が得られていないように感じる方は、一度運動する時間帯を見直してみましょう。実はダイエット効果を高める時間帯というのがあります。
ダイエットと自律神経の関係
運動でダイエットをするときにポイントとなるのは、自律神経です。自律神経とは、脈拍や血圧、発汗、消化運動などを調整している神経で、主に交感神経と副交感神経があります。この2つの違いは、働く時です。交感神経は運動などの活動をしている時、緊張している時、ストレスを感じている時などに働き、逆に副交感神経は急速している時、寝ている時、リラックスしている時に働きます。つまり一緒に働くことはなく、交互に働いています。時間帯でいえば、朝起きてから昼間の人間が活動するときには交感神経、夜は副交感神経が働いています。
そして、ダイエットに適しているのはずばり交感神経が働いている時です。交感神経が働いている時は、心拍数が上がり、体温が上昇するので、新陳代謝が促され、エネルギーの消費率が高いからです。
ダイエットに適した時間帯
ダイエットで運動する際には、交感神経が働いている時間帯を選ぶことが重要とわかりましたが、具体的にはいつがいいのでしょうか。
結論からいうと、起床後1時間くらいと夕方16時頃の、2つの時間帯がダイエット効果を得やすくなります。
まず、起床後は1時間後くらいから交感神経が上がっていき、体が活動的になってきます。さらに朝食を食べる前であれば、通常エネルギーとする糖質がないために、脂肪を燃焼し、エネルギーとして消費していきます。ただし、空腹で集中力が出ないタイプの人もいますので、無理はしないようにしましょう。
そして、夕方16時頃からは、一日のなかで一番、交感神経が高くなる時間帯といわれていますから、同じ運動でも脂肪燃焼効果が抜群に得られます。また、成長ホルモンの分泌が促される時間帯でもあります。
生活リズムで運動できる時間帯は限られてしまうかもしれませんが、交感神経が働いている時間帯に運動をすることで、ダイエットの効率アップが期待できそうです。参考にしてみてくださいね。