納豆は毎日食べよう!健康を気にするあなたに必要な栄養素とは?
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朝ごはんのお供としてとってもメジャーな納豆ですが、ご長寿の方々が毎日食べている健康食品としても有名です。今回は、数ある納豆の栄養素の中でも健康に長生きするために必要な栄養素についてご紹介したいと思います。
納豆に多く含まれているレシチン
皆さんは、レシチンという栄養素はご存知ですか?レシチンは脂質の一種ですが、細胞一つ一つの膜として主に使われている脂質です。脂質というと脂肪という印象を持たれるかもしれませんが、脳や神経細胞などを構成している、体にとってはとても重要な資質の一つなのです。
主な働きとしては、細胞膜を構成する、細胞や組織の酸化を予防する、細胞内の保水作用などがあります。
このレシチンは、口から食べ物として摂取することでまた異なる健康効果を持っているのです。
レシチンの乳化作用
レシチンには、乳化作用というものがあります。クレンジングオイルを使って化粧を落とすときには、一度化粧になじませてから水につけてオイルを乳化してから落としていきますよね。これが乳化作用で、水と合わさることで化粧品の成分や余分な皮脂を落としてくれるのです。これがレシチンによって体内でも行われます。体内ではレシチンの乳化作用によって老廃物を排出しやすい形に変えています。むくみや肌荒れが気になっているという方は納豆のレシチンが必要かもしれません。
レシチンのコレステロール除去作用
レシチンは、脂質でありながら同じ脂質の仲間である悪玉コレステロールや中性脂肪を排出するという働きがあります。悪玉コレステロールは血管の壁にたまっていき、硬くなって動脈硬化を引き起こしています。しかし、レシチンは悪い脂肪を乳化で柔らかくし、排出しやすくする働きがあるのです。動脈硬化は年齢によってもどんどん進行していきますが脂肪の多い食事をとっていたり、塩分で血圧が高い状態ではなおさら進行してしまいます。ぜひ動脈硬化を納豆で予防しましょう!