クローゼットの整理をしていると必ず出てくるのが、「もう着ないけど捨てるには惜しい」という一着です。ブランドのバッグやコートとなればなおさらで、どうやって手放すかで迷ってしまいます。
そんなときに真っ先に候補に挙がるのが全国に900店舗以上を展開する総合リユースショップのセカンドストリートです。近所にお店がある方も多く、思い立ったその日に持ち込めるのは大きな魅力といえます。
この記事では、セカンドストリートのブランド買取について語られている口コミの傾向、買取方法ごとの違い、そして少しでも納得できる金額で手放すための準備を整理してお伝えします。

セカンドストリートはどんなお店?
運営会社と基本情報
セカンドストリートは、ゲオホールディングスグループの株式会社セカンドストリートが運営する総合リユースショップです。衣類やバッグ、靴、アクセサリーといったファッションアイテムだけでなく、家具・家電・スポーツ用品・楽器まで、生活まわりのものを幅広く扱っています。
国内の店舗網は900店舗を超える規模で、アメリカ・マレーシア・台湾・タイ・シンガポール・香港にも出店しており、国内外を合わせた店舗数は1,000店舗を超えています。企業としての詳しい情報はゲオホールディングスのグループ会社ページで公開されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | セカンドストリート(2nd STREET) |
| 運営会社 | 株式会社セカンドストリート(ゲオホールディングスグループ) |
| 買取方法 | 店頭買取/宅配買取/出張買取 |
| 取扱いジャンル | 衣類・バッグ・靴・アクセサリー・家具・家電・ホビーほか |
3つの買取方法の違い
セカンドストリートには買い取ってもらう方法が複数あり、どれを選ぶかで手間もスピードもまったく変わります。
- 店頭買取:お店に持ち込んでその場で査定。金額に納得すればその日のうちに受け取れる
- 宅配買取:段ボールに詰めて送るだけ。ネットで完結し、店舗に行く時間が取れない方向け
- 出張買取:自宅まで来てもらう方法。家具や大型のものを含めて整理したいときに向く
宅配買取については、公式で送料の負担がない旨と、査定結果を見てからのキャンセルに対応している旨が案内されています。ただし規約には、査定結果が届く前に返品を依頼した場合、返送にかかる送料は利用者の負担になると記載されています。また、買取の対象外にあたる品が同梱されていた場合は、返送または処分の扱いになる旨も定められています。ここは見落としやすい部分なので、申し込み前に宅配買取の公式ページとご利用規約で条件を確認しておいてください。
また、宅配買取は18歳以上の方が対象とされています。18歳未満の方は保護者の同伴があれば店頭買取を利用できる案内になっています。いずれの方法でも、古物営業法にもとづく本人確認書類の提出は必須です。

ブランド買取についての口コミ・評判
評価されている点
口コミを広く見ていくと、セカンドストリートについては次のような声が目立ちます。
- 店舗数が多く、思い立ったときにすぐ持ち込めるという声
- ブランド品からノーブランドの服まで、まとめて一度に引き取ってもらえるという声
- 店頭ならその場で現金化できるスピード感を評価する声
- 宅配買取は詰めて送るだけで完結するので楽だったという声
特に大きいのが仕分けをせずにまとめて出せるという点です。ブランド品専門の買取店だと対象外になってしまうノーブランドの衣類も一緒に引き取ってもらえるため、クローゼットを丸ごと整理したいときには相性がよいといえます。
気になる声として挙がる点
一方で、次のような声も見られます。
- ハイブランドのバッグや貴金属は、専門店のほうが金額が伸びたという声
- 点数が多いとまとめて一括の金額を提示され、内訳が分かりにくかったという声
- シーズンや店舗の在庫状況によって、同じような品でも評価が違ったという声
これは、セカンドストリートが幅広いジャンルを扱う総合リユース店であるという性格から来ている部分が大きいと考えられます。ハイブランド専門店は海外を含めた販路と鑑定体制を持ち、そこに特化して値付けをします。総合店は取扱いの幅が持ち味なので、方向性がそもそも違うということです。
したがって「ひどい」といった強い表現の口コミも見かけますが、これは目的とサービスの性格が噛み合っていないケースである可能性があります。ラクに手放したいのか、1円でも高くしたいのか。この優先順位をはっきりさせておくと、後から不満を感じにくくなります。

買取価格を落とさないための準備
状態がそのまま金額に響く
中古衣料の査定では、状態の良し悪しが評価に直結します。とはいえ、しまいっぱなしだった服を久しぶりに出したら毛玉だらけだった、ニットに小さな虫食い穴があった、というのはよくある話です。買取価格は状態・ブランド・シーズン・時期によって大きく変わり、同じ品でも金額が一定ではありません。
持ち込む前にできる準備は、そう難しいものではありません。
- 電動の毛玉取り器(リントリムーバー)でニットやコートの毛玉を取る
- 粘着クリーナー(コロコロ)でホコリや髪の毛を落とす
- 衣類用の消臭スプレーで保管臭を和らげ、風通しのよい場所で陰干しする
- スニーカーやブーツはスエード用ブラシや革靴用クリーナーで表面を整える
- 畳みジワが強いものは、軽くアイロンかスチーマーをかけてから持ち込む
洗濯タグの表示にしたがって洗えるものは洗っておくのが基本です。ただし、高価な素材を無理に自宅で洗って傷めてしまうと逆効果なので、デリケートな一着は無理をせずそのまま出したほうが安全です。
付属品と保管のひと工夫
ブランドバッグであれば、保存袋・箱・ギャランティカード。ダウンやコートであれば、余りボタンやベルト。これらがそろっているかどうかで印象は変わります。
そして日ごろの保管も効いてきます。シーズンオフの衣類は衣類用防虫剤を入れた収納ケースにしまい、コート類は肩幅のある木製ハンガーにかけておくと型崩れを防げます。詰め込みすぎたクローゼットでシワと押し跡がついてしまうのも、実はよくある価値の下がり方です。

知っておきたい注意点
偽造品は法律に触れる可能性がある
ブランド品を扱ううえで避けて通れないのが、コピー品の問題です。偽ブランド品を販売したり、販売の目的で所持したりする行為は商標法違反にあたる可能性があります。フリマアプリなどで安く入手した品を、真贋が分からないまま買取に出すのは避けてください。
真贋の見分け方をまとめた情報はネット上にありますが、模倣の精度も上がっており、素人の判断で結論を出すのは危険です。最終的には鑑定の専門家や、鑑定士を置いている事業者の判断に委ねるのが安全な進め方です。
キャンセル条件は先に確認する
宅配買取は便利ですが、送ってしまってから条件を知ることになると身動きが取りにくくなります。返送費用の扱い、査定結果の連絡方法、承諾の期限は、申し込み前に読んでおくべきポイントです。
買取をめぐる消費者トラブルの相談事例や注意喚起は国民生活センターでも公開されています。とくに電話をきっかけとした訪問買取については繰り返し注意が呼びかけられているので、目を通しておくと安心です。
この記事に記載しているサービス内容・条件は、記事執筆時点で公表されている情報をもとにしています。買取価格の相場も各社の条件も変わりますので、実際の利用前には必ず公式サイトで最新の案内をご確認ください。
よくある質問
Q. ブランドのタグが切れている服でも買い取ってもらえますか?
A. ブランドの判別がつかない場合、ノーブランド品としての扱いになることがあります。洗濯表示や品質表示のタグは切らずに残しておくほうが有利です。
Q. 何点から持ち込めますか?
A. 店頭買取は1点からでも受け付けているのが一般的です。宅配買取は箱に詰めて送る形式のため、ある程度まとまってから利用するほうが手間の面で効率的です。
Q. 買取価格を事前に知ることはできますか?
A. 実物の状態を見ないと判断できないため、事前の正確な金額提示は難しいのが実情です。ネット上の買取実績はあくまで参考値として見てください。同じモデルでも状態と時期で結果は変わります。
Q. シーズンオフの服は不利になりますか?
A. 需要のある時期の少し前に出すほうが評価されやすい傾向があります。夏の終わりに冬物を、冬の終わりに夏物を準備しておく、という進め方が現実的です。
Q. 買取と販売、どちらで使うほうが得ですか?
A. 買う側として使うのも選択肢です。状態のよい中古のブランド品が手頃な価格で見つかることがあり、手放すのと入れ替えるのを同じお店で完結できるのは総合リユース店ならではの使い方です。
まとめ
セカンドストリートのブランド買取は、まとめて手放したい、近所で完結させたい、という目的にしっかり応えてくれるサービスです。店舗数の多さと取扱いジャンルの広さは、他ではなかなか替えのきかない強みといえます。
一方で、ハイブランドのバッグや時計を1点だけ、できるだけ高い金額で手放したいという場合は、専門の買取サービスの査定と比べてみる価値があります。どちらが優れているという話ではなく、目的に合わせて使い分けるのが正解です。
まずはクローゼットを開けて、毛玉取りと消臭スプレーで手入れをするところから。ひと手間かけるだけで、手放すときの気持ちも結果も変わってきます。



