基礎代謝を上げて、痩せやすい体質を作ろう!
「基礎代謝」とは、人間が生きていくために必要な、内臓を動かしたり体温を維持したりするために使われるエネルギーのことで、眠っている間にも消費されています。男女ともに10代の半ばをピークに下がってしまうので、それまでと変わらない生活でも脂肪が燃えにくくなるのですね。
しかし、基礎代謝は努力次第で再び上げることができます。そのための方法を知り、痩せやすい体質を手に入れましょう。
筋力トレーニングで成長ホルモンを活性化させる
よく「筋トレをして筋肉量を増やせば痩せやすくなる」と言いますが、正しくは「筋トレをすると成長ホルモンが活性化されるので、脂肪が燃えやすくなる」が正解です。毎日続けて筋トレしなくては意味がないので「もうそろそろ筋肉量も増えただろう」とやめてしまうと、また基礎代謝の低い体質に逆戻りなので気をつけてください。
痩せるために鍛えるべきポイントは、胸・背中・お腹・脚の筋肉。この4つは「体幹筋」と呼ばれており、人間の体を支えている重要な部分です。その分消費エネルギーも大きいので、ここを鍛えれば自然と基礎代謝は上がります。
やり方としては、腕立て伏せ、腹筋などの運動や、四つん這いの状態で片方の足だけを高く上げる、仰向けの姿勢でお尻と片方の足を高く上げるなどのストレッチがおすすめです。
歩き方を意識する
通学や通勤、お散歩や買い物の時間などを利用して、歩く量を増やしてみましょう。それだけでもかなり脂肪が燃焼されますが、歩き方を工夫するともっと効果が上がります。
歩く時、かかとをひきずるようにしたり、体を左右に揺らしながらダラダラしたりする癖のある人は要注意。体に余計な負担がかかるので、骨盤が開いて脂肪をためこみやすい体になります。
まっすぐに背筋を伸ばしてお尻にキュッと力を入れ、遠くに視線を向けて1本の線の上を歩くようなつもりで脚を動かしましょう。こうすると普段使われていない太ももの筋肉=内転筋が鍛えられ、脂肪が燃えやすくなります。
まとめ
基礎代謝を上げる方法を2つご紹介しましたが、他にも「よく噛んで食べる」「脂肪分の少ない動物性たんぱく質を取る」「体温を上げる」など、いろいろな方法があります。コツコツ続けることが一番大切なので、自分に合った方法を見つけて挑戦してみてください。