カルティエやティファニーなどのジュエリーブランドは、バッグや時計と並んで買取市場で高い需要があるカテゴリです。金やプラチナの価格が上昇を続けている影響で、ブランドジュエリーの買取相場も全体的に上がっているのが現在の状況です。
この記事では、カルティエ・ティファニー・ヴァンクリーフ&アーペル・ブルガリなど主要ジュエリーブランドの買取相場をまとめました。モデル別の傾向や、高額査定を引き出すコツも詳しく解説していきます。

主要ジュエリーブランドの買取相場
以下は各ブランドの代表的なアイテムの買取相場です。素材やサイズ、石の有無によって大きく変動するため、あくまで目安としてご確認ください。
| ブランド・モデル | 素材 | 買取相場(目安) |
|---|---|---|
| カルティエ ラブブレス | K18YG | 定価の40〜50% |
| カルティエ ジュストアンクル ブレス | K18YG | 定価の60〜70% |
| カルティエ トリニティリング | K18 | 定価の30〜40% |
| カルティエ クラッシュリング | K18PG | 定価の50〜60% |
| ティファニー Tワイヤーブレス | K18 | 定価の30〜45% |
| ティファニー バイザヤード ネックレス | Pt/K18 | 定価の25〜40% |
| ヴァンクリーフ アルハンブラ ネックレス | K18YG | 定価の50〜70% |
| ブルガリ ビーゼロワン リング | K18WG | 定価の30〜45% |
注目すべきは、カルティエのジュストアンクルやヴァンクリーフのアルハンブラは定価の60〜70%という高いリセール率を記録しているという点です。ジュエリーの買取は「地金の価値+ブランドのプレミアム」で構成されるため、金相場の高騰がダイレクトに買取価格に反映されています。
カルティエの買取事情
人気モデルの安定した需要
カルティエは「ラブ」「ジュストアンクル」「トリニティ」「クラッシュ」の4大ラインが買取の中心です。特にラブブレスとジュストアンクルは世界的に人気が高く、中古市場でも常に引き合いがあります。
定価と金相場のダブル上昇
カルティエは定期的に定価を引き上げており、さらに金・プラチナの国際相場も上昇傾向にあります。この2つの要因が重なることで、カルティエのジュエリーは買取価格が上がりやすい環境が続いています。
結婚指輪・婚約指輪の買取
カルティエの結婚指輪は定価の1割程度が買取相場の目安です。デザインがシンプルで中古需要がやや弱いため、人気のファッションジュエリーと比べるとリセール率は低くなります。

ティファニーの買取事情
シルバー製品は控えめ
ティファニーはシルバー素材のアクセサリーが多いブランドですが、シルバーの地金価値は金やプラチナと比べて低いため、買取価格は数千円〜1万円前後にとどまることが多いです。
K18・プラチナ製品は好調
Tワイヤーブレスやバイザヤード ネックレスなど、K18やプラチナ素材のジュエリーは地金の価値が担保されるため、定価の30〜45%程度の買取が期待できます。
LVMH傘下入り後の動向
ティファニーはLVMHグループ傘下に入って以降、ブランドの高級路線がさらに強化されています。定価の上昇に伴い、中古市場での評価も上向きつつあります。
その他のジュエリーブランドの買取相場
ヴァンクリーフ&アーペル
アルハンブラシリーズは「ジュエリー界のロレックス」と呼ばれるほどリセール率が高く、定価の50〜70%での買取が期待できます。特にヴィンテージアルハンブラのネックレスは中古市場でも常に品薄状態です。
ブルガリ
ビーゼロワンリングやセルペンティシリーズが買取の中心です。定価の30〜45%が相場の目安で、K18素材のものは安定した需要があります。
エルメス(ジュエリー)
エルメスのジュエリーはバッグほどの爆発的な人気はありませんが、シェーヌダンクルなどの定番モデルは安定した買取価格がつきます。エルメスというブランド力が地金価値にプレミアムを乗せる形です。
ジュエリーブランドの買取で最も重要なのは「素材」です。K18やプラチナのジュエリーは地金の価値だけでも一定の買取価格が保証されます。シルバー素材は地金価値が低いため、ブランドのプレミアムだけで価格が決まります。
ジュエリーを高く売るためのポイント
金相場が高いタイミングを狙う
ブランドジュエリーの買取価格は金・プラチナの国際相場に連動します。金相場が高騰しているタイミングは、ジュエリーの売り時と考えてよいでしょう。貴金属の相場はニュースや専門サイトで確認できます。
付属品・鑑定書を揃える
ギャランティカード(保証書)、ブランドの箱、鑑定書(ダイヤモンド付きの場合)はすべて揃えて査定に出しましょう。特にダイヤモンドの鑑定書は査定額に大きく影響します。
ジュエリー専門の買取業者を選ぶ
ブランドジュエリーの真贋判定や石の品質評価には専門知識が必要です。宝石鑑定士が在籍する買取業者を選ぶことで、適正な評価を受けられます。
クリーニングしてから査定に出す
ジュエリーは汚れや曇りが目立つと印象が悪くなります。中性洗剤を薄めたぬるま湯で軽く洗い、柔らかい布で拭くだけでも見栄えが変わります。ただし、宝石によっては水洗い不可のものもあるため注意が必要です。
パール(真珠)やエメラルドは水や洗剤に弱い宝石です。自分でクリーニングする際は、素材に合った方法を確認してから行いましょう。不安な場合はそのまま査定に出すほうが安全です。
よくある質問
Q. 刻印が消えかけているジュエリーでも買取できる?
A. 可能です。買取業者は刻印だけでなく、素材の成分分析や重量測定で評価を行います。ただし、刻印が明瞭なもののほうがスムーズに査定が進みます。
Q. ブランドジュエリーとノンブランドジュエリー、どちらが高く売れる?
A. 同じ素材・重量であれば、ブランドジュエリーのほうが高く売れます。ブランドのプレミアム(上乗せ分)は定価の10〜50%程度で、人気ブランドほどプレミアムが大きくなります。
Q. サイズ直しをしたジュエリーは減額される?
A. 正規店でのサイズ直しであれば問題ないことが多いです。ただし、非正規の修理でデザインが変わっている場合や、地金が追加・削除されている場合は減額の対象になることがあります。
Q. 婚約指輪のダイヤモンドだけ売ることはできる?
A. 可能です。ダイヤモンドは4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)で評価されます。鑑定書があると適正な評価を受けやすくなります。0.3カラット以上のダイヤモンドは特に需要が高いです。
まとめ
ジュエリーブランドの買取相場は、ブランドの人気度と素材(地金・宝石)の価値の掛け合わせで決まります。カルティエのジュストアンクルやヴァンクリーフのアルハンブラは高いリセール率を誇り、金相場の高騰も追い風になっているのが現在の市場です。
高額査定のためには、付属品の準備、金相場のチェック、ジュエリー専門の買取業者選びが欠かせません。使わなくなったブランドジュエリーがあるなら、地金相場が高い今のうちに査定を受けてみる価値は十分にあります。
貴金属の最新相場は田中貴金属工業のサイトで確認できます。宝石の鑑定基準についてはGIA(米国宝石学会)の情報が参考になります。買取に関する相談は国民生活センターで受け付けています。

※記事執筆時点の情報です。最新の買取相場は各買取業者の公式サイトでご確認ください。

