• 食事、栄養

夏の美容と健康は米麹甘酒で保つ～飲む点滴の活用術～

暑くて食欲が出ない、口を動かすのさえ疲れる…そんな夏バテ症状を感じていませんか?
夏バテになると、冷たい飲み物やゼリーなど、口当たりの良い物を選びがち。
しかしそれでは栄養が不足してしまい、体力が回復できない悪循環に陥ってしまいます。
そこで今回は、夏バテ予防にぴったりの米麹甘酒の美容効果をご紹介します。

甘酒の栄養と美容効果

米と麹から作られる甘酒特有の優しい甘みの元、ブドウ糖はエネルギーとして効率よく吸収されます。
効果としては、食物繊維やオリゴ糖は腸内環境を整え、お通じを改善する点です。
疲労回復効果のあるビタミンB1や老化防止、肌や髪を健やかに保つビタミンB2も含まれます。
また、水分バランスを維持し熱中症対策に効果を発揮するナトリウムや、骨や筋肉に働きかけるリンなどのミネラルも豊富です。

その他にも、麹には、乳酸菌の働きを助ける成分が含まれています。
これは乳酸菌を摂る健康習慣のある人にとって、強い味方ですよね。
また、麹菌は消化吸収を助ける働きを持ち、様々な食材と一緒に摂ることで相乗効果を期待する事もできます。

甘酒の活用法

米麹甘酒特有のドロッとした液体を飲むのに、最初は抵抗がある方もいると思います。
そのような時は、豆乳で割って喉越しをよくするのがオススメです。
他にもヨーグルトに混ぜてデザートにしたり、ドレッシングと一緒にサラダにかけたりと、色々なアレンジが楽しめます。
マクロビオティックという食事法では甘味料として甘酒を使用することもあるそうなので、レシピの参考にしてみて下さい。

開封後は冷蔵で一週間が賞味期限の目安ですが、残ってしまいそうなら冷凍する方法もあります。
オススメは、肉や魚を甘酒で漬け込んで冷凍しておく方法です。
こうすると、麹の力で柔らかな食感を楽しむ事ができますよ。

まとめ

高い栄養価から、「飲む点滴」という二つ名で呼ばれる事もある甘酒。
しかしそれは、米と麹から作られた甘酒を指します。
砂糖を加えているタイプは飲みやすいかもしれませんが、上記の効果が期待できない物もあるでしょう。
購入の際はぜひ一度原材料の表示に目を通し、目的に合ったものを選んでください。
甘酒でおいしく夏バテ、熱中症対策をして残りの暑さを乗り切りましょう!

注目記事