夏の健康維持にはスイカ!~丸ごと食べられる旬の食材~
果肉は美容の味方
スイカは約90%が水分で構成され、比較的多く含まれるのがカリウムです。
それにより利尿作用が高められ、ビタミンCと一緒に摂るとむくみを解消してくれます。
赤い果肉にはリコピン、黄色い果肉にもβ-カロテンが含まれ、共にアンチエイジングに期待できる成分です。
上記の成分は血圧を下げたり、動脈硬化を予防したりする働きも持っているので進んで取り入れたいですね。
捨てるのはもったいない皮と種
スイカを食べる時は果肉だけを食べ、白い部分から外側と種は捨てる方も多いでしょう。
皮の下の白い部分には、ウリ科特有のシトルリンというアミノ酸が含まれています。
シトルリンは血管を広げて血流を良くするので、むくみや冷え症を改善する他、お肌の調子を整えてくれる効果もあります。
これは特に、女性にとって嬉しいですよね!
具体的には、外側の硬い表皮をむいて漬物にする、という方法で食べられるそうです。
スイカの種にはリノール酸という不飽和脂肪酸が含まれ、コレステロール値や血圧を下げる働きがあります。
他にもカリウムやマグネシウム、リンなどのミネラルも豊富!
こちらは、ヒマワリやカボチャの種と同様に乾煎りして、塩を振って食べられるようです。
スイカの保存方法
体に良いスイカでも、やはり「一玉食べるのは大変」というイメージがぬぐえない方もいらっしゃるかと思います。
丸のままなら風通しの良い場所において、常温で二週間の日持ち。
カットしたら切り口の乾燥を防ぐためラップをかけて、冷蔵庫で2,3日。
オススメは果肉をチャック付きの袋へ入れて揉みつぶし、そのまま冷凍庫に入れる方法です。
こうすると、なんと2,3週間程度日持ちします。
まとめ
おいしく、季節感を感じられて、健康にもなれる食材スイカ。
イベントの時だけでなく、日常的に取り入れたいですよね。
水分が多いので食べながら水分補給ができ、脱水症状の対策にもなります。
冷凍保存したスイカはそのままシャーベットとして食べられますし、スムージーの材料やデザートに添えるなど食べ方の幅も広がり、飽きることなく楽しめそうです。
皆さんも、スイカのおいしい楽しみ方を、見つけてみて下さいね。