マスクの役割と感染症に強くなる効果的なつけ方とは?
皆さんは、マスクをどのような時に活用していますか?
感染症対策として活用したり、乾燥している時期に好んでマスクをつけるという方は多いと思います。
さらにすっぴんや吹き出物を隠したり、マスク自体がファッションとなったりするおしゃれなものも増えてきました。
今回は、マスクの感染症対策としての使い方をご紹介したいと思います。
マスクはなぜ感染症を予防するの?
皆さんも風邪を引いたり、どうしても菌をもらいたくなかったりする大切な時にマスクをつけると思います。
しかし、皆さんはマスクをつけていたらウイルスの侵入を防ぐことができると思っていませんか?
マスクの本当の役割は菌を侵入させないという物理的バリアではありません。
マスクの生地はどうしても通気性のためにウイルスなどの粒子は通ってしまうほどの穴が空いています。
では、どのようにして感染を防いでいるのかというと内部の湿度を高めてウイルスが生きていけない環境を作り出しているのです。
マスクをつけている場合にはマスク内の湿度が100%に近くなるといわれています。
そのように水分が多すぎる状況ではウイルスが定着しにくいのです。
ですから、加湿器は風邪・インフルエンザ予防に効果的と言えるでしょう。
マスクの効果的なつけ方は?
マスクは、先ほども述べた通り内部の湿度と温度を保つことが大切です。
針金はしっかりと折り曲げて、鼻の形に合うようにしてから装着しましょう。
また、顎をしっかりと覆っているということも大切です。
鼻の針金、そして顎をしっかりと覆うことで内部を密閉空間にすることができます。
ウイルスが通り抜けても感染する前に力を抑えることができるのです。
息苦しくないのであれば鼻を出さずに、しっかりと顎から鼻の上まで覆うことをおススメします。
また、マスクをつける向きは外側にしわの山が来るようにつけましょう。
そうすることでマスクのしわにウイルスが溜まってしまうことを防ぐのです。
マスクの向き、つけ方に注意して冬を乗り切りましょう!