• ダイエット, 睡眠

【睡眠不足はダイエットの敵】

現代人の平均睡眠時間は、０～６時の６時間といわれます。もっと短いという人もいるでしょう。しかし、本当は７時間半～８時間寝てほしいところです。なぜなら寝るだけで太りにくい体になるのです。実際７時間以上寝る人に比べて、４時間以下の睡眠の人の肥満率は73％も高くなるというデータもあります。

■睡眠不足だとどうなる？

夜遅くまで起きていて、つい夜食に手が伸びてしまう経験ありませんか。これは、睡眠不足になると、グレリンという食欲を増加させるホルモンが、レプチンという食欲を抑えるホルモンよりも多くなるからです。
また、睡眠不足のストレス状態のときに分泌されるコルチゾールというホルモンは、脂肪を溜め込み、新陳代謝を下げてしまいます。

■質の良い睡眠を７時間半～８時間確保

　まず、寝ているときも人間の心臓は動き続けていて、体はカロリーを消費しています。
22～３時の間に寝ていると、成長ホルモンが最も分泌され、筋肉を増やして体脂肪を燃焼する働きをしてくれます。
代わりに上にあげた脂肪を溜め込むコルチゾールや、食欲を増加させるグレリンは抑えられたりと、寝ている間に、体の中で色々なホルモンが働いてくれているのですね。
寝る時間は22～５時は絶対寝ていることとし、それをベースに７時間半～８時間の睡眠をとるために、翌朝起きる時間から逆算して決めます。そしてすんなり眠りにつけるように、14時以降はカフェインを摂らないようにし、寝る３時間前からはアドレナリンを分泌させるアルコールや激しい運動もやめましょう。また、朝の15分は太陽の光を浴びておくと、メラトニンを整え、14～15時間後にはちゃんと眠くなります。もう一つ、メラトニンのために、寝る１時間前からテレビやパソコン・スマートフォンの強いひかりが目に入らないように気を付けましょう。

寝ているだけでダイエットになるなんて夢のような話ですね。また、ダイエット以外にも美肌にも効果をあらわします。毎日の睡眠を見直してみましょう。

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